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医療を気持ちよく受けるために患者側ができること

医者にかかって「あまり効果がなかった」「いやな思いをした」という人がいます。
そういう場合、医師とのコミュニケーションがうまく取れていないことが多いようです。
例えば症状を話すときも「鼻が詰まっている」「咳が出て困る」など断片的だとしっかりと伝わりません。
いつ頃から症状が出ているか、どれくらいの頻度で起こるか、夜間や寝起きなどどんなシチュエーションで起こるかなどメモにしていき、順を追って話すのがおすすめです。
すると、その咳が空気の乾燥によるものなのか、もしくは風邪の引き始め、花粉症、あるいは肺に理由があるものなのかなど判断しやすくなります。
それから、どの症状でいちばん困っているか、どうしたいかを伝えるのも意外と大切です。
「咳で夜眠れないのがつらいので、夜中の咳を止めたい」ときちんと言うことでそのための薬を処方してもらえます。
医師の技術だけに頼るのではなく、患者が伝えることで的確な医療を受けられるのです。

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